高齢者が立ちくらみを起した場合に考えられる病気

立ちくらみは、立ち上がったときや頭の位置を急に変えたときに感じる、ふらつき感です。似たような症状として、めまいがあります。立ちくらみやめまいの原因は、睡眠不足や疲労などといったものから、貧血などの軽い病気まであります。重いものでは脳の病気なども考えられるでしょう。

一般的に知られているものでは、貧血と起立性低血圧があります。この2つの病気は同じものだと間違えられやすいのですが、対処法も異なる違う病気です。

まず貧血は、血液中の赤血球やヘモグロビンの減少により、酸素を全身へ運べなくなった状態のことです。その中でも一番知られているのは鉄欠乏性貧血です。これは不足している鉄分を補給することで治ります。しかし鉄分を補給しても治らない場合、深刻な病気が潜んでいる可能性がありますので、注意が必要です。

次に起立性低血圧症は、もとから血圧が低い方や急に立ち上がることで血圧が下がる方に見られる症状となります。症状が酷い場合、比較的副作用が少ない血圧を上げる薬や、自律神経調整剤、漢方薬などを処方されます。生活に支障が出るくらいに症状の重い方には効果があるでしょう。

また高血圧で、血圧を抑える薬を服用されている方も要注意です。血圧が生活習慣に改善などで下がってくると、薬の効果が出すぎてふらつきを感じる場合があります。必ず血圧を確認しながら主治医とよく相談し、薬を調節することが大事です。

高齢者の場合、脳の動脈硬化や糖尿病、心臓病などの疾患が潜んでいる場合があります。
ふらつきが起こりやすく脳梗塞の前兆となる危険性もあるでしょう。
場合によってはCTやMRIなどの検査を受ける必要があります。

その他に考えられるものとして、甲状腺機能低下症や薬剤による場合もあります。
立ちくらみやめまいが繰り返し起きる場合は、主治医に相談しましょう。

立ちくらみを感じたら、転倒を防ぐためにも慌てないようにすることが必要です。落ち着くためにも、ゆっくり焦らず低めの体勢を取ります。身体を締め付ける服装の場合、ベルトやボタンを緩めてリラックスできる状態にしましょう。

症状が治まった後も何かにつかまりながら、ゆっくり起き上がるようにします。
とにかく立ちくらみの症状が出た場合は、落ち着いて行動することが大事です。

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