その立ちくらみの原因は本当に貧血だけですか?

立ちくらみは急に立ち上がったときに起きる症状です。
ふらつき、頭痛、視野狭窄などの症状が現われます。

まれに失神を伴うため転倒の恐れがあるので注意が必要です。
ほとんどが、血圧の維持が不十分なために起こる症状と言われています。

一般的に立ちくらみの原因は貧血が大きく関係していると考えられています。
実際には普通の貧血ではなく、「脳貧血」によるものがほとんどです。

「貧血」と「脳貧血」は似たような言葉ですが、どのような違いがあるのでしょうか?

まず「貧血」とは血液の濃度が薄くなってしまうことです。
具体的には血液中にあるヘモグロビンの濃度が、一定の基準値より下がってしまう状態を指します。ヘモグロビンとは、赤血球の中にあるタンパク質のことです。赤い色素を持ち、全身に酸素を運ぶ重要な役割を持っています。成人男性の場合、14g/dl未満、女性の場合12g/dl未満が貧血と診断されます。

貧血の対処としては、鉄分を多く含んだ食事が大事です。
特にレバーやシジミ、カツオ、大豆製品などに鉄分が多く含まれています。
積極的に食べるようにしましょう。

次に脳貧血ですが、脳内の酸素が不足している状態を指します。
脳貧血で主に見られる症状が「立ちくらみ」です。
そして脳貧血の大きな原因として考えられているのが、低血圧と自律神経の働きの低下になります。

通常であれば血圧が下がっても自律神経が血圧を調整してくれます。このため、脳貧血が起こることはありません。しかし自律神経の働きが低下すると、それらの機能が適切に働かないのです。そのため脳貧血の症状が出てしまいます。

脳貧血の症状が出たときの対処としては、急に身体を動かさないようにすることです。身体を横にしたり、しゃがんだりして少し休みましょう。なるべく頭を低い位置にして、頭部に血流が行きやすくすることが大事になります。

また脳貧血を予防するには、規則正しい生活習慣が欠かせません。
睡眠時間を十分取ったり、朝食をしっかり食べたりすることが重要です。
少しずつ日常の生活を改善していきましょう。
もちろんストレスをためないことも大事です。

貧血にしても脳貧血にしても、何度も症状が出る場合は一度病院で検査を受けるのが良いでしょう。場合によっては深刻な病気が隠れている可能性があります。

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